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Nicomachos Food Graph v0.3

料理の情報を、AIが間違えずに答えられる形に。

NFG は、料理・食材・アレルゲンの情報を「店主が確かめた正解データ」として持つための、食のオープンな規格です。株式会社NGraph が策定し、OMISEAI で実装しています。

AIは、料理を推測で答えてしまう。

AIは、材料やアレルゲンを、それらしく推測して答えます。

飲食店では、その一言が事故になります。

NFG は、店主が確かめた情報を正解データ(VAD)として持ち、AIはそれだけで答えます。

VADVerified Authentic Data店主が確かめた、正解データ

AIが下書きし、人が確かめる。

この仕組みを HITL(Human-in-the-loop)と呼びます。

  1. 01AIが下書きするメニューの写真や文章から、材料・調理法・アレルゲンを推定する
  2. 02店主が確かめる違うところを直し、正しいものを承認する
  3. 03正解データになる店主確認済み(owner_verified)・確かさ 0.95 以上
  4. 04AIが答える確かめた情報だけで答え、「店舗確認済み」と示す
分からないことは、店主への質問として戻す

情報には、出どころを付ける。

料理の情報ひとつひとつに、どこから来たか(vadSource)と、確かさ(confidenceScore 0.0〜1.0)を付けます。

ai_inferredAIの推測写真や文章からの推定。答えには使わず、店主への確認に回す
third_party第三者の情報口コミ・ガイドブックなど
official_published公式に公開された情報店のサイト・公式メニュー
owner_verified店主確認済み(VAD)店主が確かめた正解データ。AIが答えに使う
構造

材料・調理法・アレルゲン・食事の制約(5か国の表示規制)

物語

味わい・食べ方・合う飲み物・料理の背景

機械が読む構造と、人が読む物語。 どちらも同じように出どころと確かさを持ちます。片方だけでは、料理を説明したことになりません。

この規格を、お店で動く形にしたのがOMISEAI。

料理ごとのカードに、確かめた情報だけを持ち、海外のお客さまの言葉で答えます。福井・金沢の実店舗で本番運用中です。

同じ料理・食材の辞書で、飲食店のホームページを英語・中国語・韓国語にしています(店ごとに訳がぶれない)。

omiseai.com を見る →
OMISEAI の料理カード。店主が確かめた情報で答えている画面

技術者の方へ

schema.org を拡張する JSON-LD の語彙として使えます。

名前空間
https://nfg.ngraph.jp/schema/v0.3/
JSON-LD context
/schema/v0.3/context.jsonld
v0.2:/schema/v0.2/context.jsonld
例(架空の店)
{
  "@context": [
    "https://schema.org",
    "https://nfg.ngraph.jp/schema/v0.3/context.jsonld"
  ],
  "@type": ["Restaurant", "nfg:SeafoodRestaurant"],
  "name": "Sakanaya (fictional)",
  "hasMenu": {
    "@type": "Menu",
    "hasMenuItem": [{
      "@type": ["MenuItem", "nfg:Dish"],
      "name": "Boiled snow crab",
      "nfg:mainIngredients": ["snow crab"],
      "nfg:scientificName": "Chionoecetes opilio",
      "nfg:seasonStart": "11-06",
      "nfg:seasonEnd": "03-20",
      "nfg:vadCertified": true,
      "nfg:vadSource": "owner_verified",
      "nfg:confidenceScore": 0.95
    }]
  }
}
型
nfg:SeafoodRestaurantnfg:CocktailBarnfg:KappoRestaurantnfg:KaisekiRestaurant v0.3 で追加nfg:Dishnfg:Ingredient
プロパティ
  • nfg:vadCertified店主確認済みか(真偽)
  • nfg:vadSource確かめた出どころ(下の4つ)
  • nfg:confidenceScore確かさ 0.0〜1.0
  • nfg:culturalContext海外の方への文化的な背景
  • nfg:cookingMethods調理法(複数)
  • nfg:dishCategory料理の分類
  • nfg:mainIngredients主な材料(複数)
  • nfg:courseFlowコースの流れ(順番つき)v0.3 で追加
  • nfg:provenance産地・仕入れ
  • nfg:scientificName学名(魚・蟹など)
  • nfg:habitat生息域(例:水深200〜600m)v0.3 で追加
  • nfg:certificationTag産地や品質の認証の札(例:越前がにの黄色いタグ)v0.3 で追加
  • nfg:seasonStart旬の始まり(MM-DD)
  • nfg:seasonEnd旬の終わり(MM-DD)
vadSource の値
ai_inferredthird_partyofficial_publishedowner_verified
版

0.x のあいだは、互換性のない変更で 2 桁目を上げます。v0.3 は、実際のサイトで使われていた 4 つの語(KaisekiRestaurant・habitat・courseFlow・certificationTag)を定義に加えた版です。v0.2 も引き続き配信します。

ライセンス:語彙は CC BY 4.0 を予定(未確定)。